シミ

10代の頃に浴びた紫外線でシミが増える!? 今からできる対策方法は

ピコレーザー

「10代の頃は紫外線を気にせず、真っ黒に日焼けをしていた」という女性は多いもの。
しかし過去のことだからと油断していると、シミができる原因になってしまいます。
昔浴びた紫外線がどのようにシミに影響してくるのか、今からでもできるシミ対策方法とあわせてご紹介します。

昔浴びた紫外線がシミを作るメカニズム

10代の頃は、紫外線を浴びてもシミなんてできませんよね。その理由には、肌のターンオーバーが関係しています。10代は肌のターンオーバーが活発なため、紫外線によってメラニン色素が増えても、すぐに排出されてシミになりにくいのです。

しかし20代30代と年を重ねるにつれて、肌のターンオーバーはどんどん遅くなっていきます。その遅れにともなってメラニン色素が蓄積し、シミができやすくなるのです。

しかも若い頃に紫外線を多く浴びていると、メラノサイトの動きが活発になります。そのため、紫外線を気にせずに浴びていた人は、メラニン色素が生成されやすい体質になっている可能性も。
メラニン色素が作られやすい方はそうでない方よりもシミが作られやすいので、特にUVケアに気を付けなければなりません。

今からできるシミ対策

今からできるシミ対策

体質はこれまでの積み重ねで決まるので、メラニン色素の作られやすい体質を変えるのは簡単ではありません。
しかし、たとえシミが作られやすくとも、原因に注意して対策を行うことでシミの予防が可能です。

紫外線対策を万全に

メラノサイトの動きが活発な体質だと、ちょっと紫外線を浴びただけでもメラニン色素が大量に作られてしまいます。早い段階から徹底した紫外線対策を行うことが大切です。
1年を通して日焼け止めを塗るとともに、屋外では日傘や帽子などで日光を遮りましょう。

保湿をしっかりと

肌が乾燥していると、肌のバリア機能やターンオーバーが乱れやすくなります。
それが結果的にシミの発生を招いてしまうので、保湿をしっかりと行い、潤った肌を保つようにしましょう。

美白ケアも取り入れて

美白化粧品の中にはメラニンの生成を阻害する成分を含むものもあります。たとえ今は紫外線を浴びていなくても、昔多く浴びていたなら、保湿と一緒に美白ケアも取り入れましょう。

ビタミンA・C・Eを積極的にとる

ビタミンAには肌の新陳代謝を促す効果、ビタミンCにはメラニンの生成を抑える効果、ビタミンEには血流を改善する効果があると言われています。
いずれもシミ予防に効果的な栄養素なので、積極的に補給するようにしましょう。

生活習慣を整える

ストレス、睡眠不足、喫煙、飲酒は体内の活性酸素を増やして、メラノサイトの動きを活発化させます。
そのため、シミを防ぐためにはスキンケアだけでなく、生活習慣を見直すことも大切です。
規則正しい生活や適度な運動などで、体内から透明感のある肌を守りましょう。

再三になりますが、10代のときに紫外線を多く浴びていた人はエイジングケアに注力する必要性があります。今すぐ対策を立てて、シミに悩まされない肌を作っていきましょう。

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気になるお悩み、まずはお気軽にご相談ください。

このページの監修・執筆医師

医療法人 二昌会 理事長
クリニックビザリア総院長小林昌義

理事長 小林昌義
<理事長略歴>
1989年
名古屋市立大学医学部卒業
1997年
名古屋市立大学医学部大学院卒業 
医学博士
名古屋市立大学病院勤務
1998年
小林整形外科開院
2006年
医療法人 二昌会 理事長
2006年10月
クリニック ビザリア開院
2015年9月
クリニックビザリア銀座 開院
2018年3月
クリニックビザリア大阪 開院